選考委員長のコメント

選考委員長のコメント - 2021年度

選考委員長 伊藤 裕 (慶應義塾大学医学部)

2021年度の第35回ノバルティス研究奨励金、研究集会助成に対しては、それぞれ269件、17件の応募がありました。 新型コロナウイルス感染症の影響が続く中で、研究集会への応募はコロナ前に比べ30%ほど少なかったものの昨年と同数の応募がありました。研究奨励金への応募は、昨年より微減に留まりました。

選考委員会では、まず20名の選考委員により公平かつ厳正に書類審査が行われました。この書面審査の結果を元に、新型コロナウイルス感染症の影響が残る中、オンラインで選考委員会を開催して議論を重ね、助成対象となる研究、集会を最終的に採択しました。

研究奨励金では例年と同様、幅広い領域からの多数のすぐれた応募課題の選考となりました。新しい研究分野を開拓するような創造性の高い研究、若手・中堅研究者や新たに研究室の運営を始める研究者への支援などを念頭に、選考するように努めました。

研究集会助成では、コロナ禍で先が見えない中、本助成が有効活用されると思われるものを採択しました。

この研究奨励金は、日本を代表する第一線で活躍中の研究者である選考委員によって採択を決定する助成であり、特に若手研究者にとっては助成される金額以上に貴重な研究費であることでしょう。 将来に向けて 勇気づけられるものになると期待します。本研究奨励金が、今回支援を受けられる研究者の皆様の飛躍に繋がることを祈念いたします。